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古い切り抜き * あなたの中のメラニー

何か寄付を求められたら、小額でもいいからするようにしている。
寄付をするときに、いつも思い出すものがある。

息子の2歳の誕生日の1か月前に、朝日新聞に掲載された記事。
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ララの粉ミルクの話であるけれど、感動して鳥肌が立った記憶がある。
ボランティアやキリスト教博愛主義に基づく相互援助の精神が、日本よりずっと巷にあふれているように思うアメリカ。
ただ人にモノを与えるのではなく、それが自立につながり、あるいはそれが受け手にとって「ほどこし物」にならない配慮が、そんな昔からされていたことに、とても感動した。
そして、寄付の2割が、強制収容所から解放されたばかりの在留邦人からであったことも、驚かされる。

私たちはたまたま難にあっておらず、日常を繰り広げることができている。
ひょっとしたら、自分だってあの中にいたのかも知れない可能性だってある。
今いる、普通の生活の中から、余りモノを分けるような気分ではいたくないと思う。

自分たちが使う中から、暮らしの一部をシェアできたらと思う。
みんながそういう気分でいてくれたらいいと、いつも思う。

「風とともに去りぬ」の中で、メラニーが自分たちの少ない食料を復員兵に分け与えたりするのを
喜ばないスカーレットをたしなめる場面がある。
「アシュレーだって、誰かのお世話になっているかもしれないじゃない。私にとっては、
この人たちみんながアシュレーなのよ」と。

みんなの中に、メラニーはいると思う。
個人も企業も、関係なくいて欲しいと思う。
みんな誰かの子供で誰かの親で、そして誰かの愛すべき人なんだから。

***

震災から1週間が過ぎようとしている。
まだまだ予断を許さない状況だと思うけれど、自分はこの先の日常を普通に暮らし、普通にブログも更新しようと思う。

普通の生活のありがたさをかみしめつつ、日本に帰ってから役立つ者を育てるべく、こちらで頑張ります。
今の自分にできることは、これからの日本経済を支えて行くであろう者を、まともに育てることぐらい。
資源の少ない日本。人こそ財産ということを、今回改めて痛感。
家庭も人、企業も人、国家も人で支えられている。
避難所でけなげに働く高校生、小さな子供たちでも他人を思いやる心があること、幾多の困難をかいくぐってきた、高齢の方々の力強いお言葉。
そして何より、不眠不休の勢いでさまざまなトラブルの復旧、あるいは救援に当たる方々。
それに加えて、小さな命も生まれている被災地。
新しい命の誕生とこんな頼もしい人々の存在がある限り、まだまだニッポンは大丈夫だと信じています。


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American Red Cross Responding to Japan Earthquake and Pasific Tsunami

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by nanami_style | 2011-03-17 21:54 | 日々つれづれ
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